どの家も、自分たちの理想の形にしています
ふつうの家は、存在しない。(H邸の場合)
こんな家が、欲しいって思って作っているんです
いま、流行のシンプルモダンの家。 個人宅では珍しいスロープ
ここのコンセプトは、星空が見える家です。 これがあるだけで、リッチな気分
自宅で獅子座流星群が観られるようにしたいと
いうのが、願いでした。それを形にした家。
この家の最大の見せ場、屋上です。星空が見えるばかりでなく、花火大会も見られるそうです。6カ所の会場が見られるくらい、廻りには高い建物がなく見渡せる場所だったんです。出来上がるまでわからなかったそうです。
ここの家の見せ場の一つ、開放的なリビングです。引き抜けと大胆に、東側側面の窓を付けず、
テレビを置いてしまったという発想
2階から見たポーズ 吹抜けのある階段、お子様の転落防止と
開放感を兼ね備えてみました
玄関にもちょっとした仕掛けが。夜のほうが分かりやすいが、間接照明があちらこちらに設置してあるので豪華に見えます。それとエコカラットと云って消臭効果と凹凸感でリッチな雰囲気を出してくれるもので、これがオススメ。エコカラットは、ちょっと高いですが、ワンランク上の家を演出してくれるでしょう。
キッチン廻りの収納、取っ手のないところが こちらは寝室、でもここは、雨が降っても
ポイント あまり気にならないような構造に細工が
してあるんです。
ここにロフト部屋があるんです。そして、この空間があるから寝室に音が入らないようになっているんです。予定では、旦那様の書籍を置く予定で、本も耐えられるようになっているんです。
見てもらいたいのが、ここのトイレのニッチ。これは、オーナーがデザインしたもの。自分で考えたものが形になるのが一番の満足になります。
ご夫婦揃って、天体観測が好きで、特に獅子座流星群の出る時期は、いままで、車で明かりのない所まで出かけて見に行っていたそうです。でも、家ができたお蔭で深夜見られる
なんてロマンティックなのでしょう。
そんな空間は、屋上につくりました。夏はBBQ、洗濯物を干したり、日光浴もできる。手摺が高く設定してあるのでプライベートも確保されているので、屋根がない囲まれた空間としてのんびり過ごせるという贅沢な仕上りになりました。
特長のひとつにリビングの空間は、夏涼しく、冬暖かい家なんです。ウソと思いでしょうが ホントです。
一年経ったので、聞いてみたら 風が1階から入り、2階まどから抜けていく、冬は、高断熱効果でポカポカだそうです。お客様に、温熱環境等級4を薦めた甲斐が在りました。
よかった。
やっぱり、自宅を造るとき、人に自慢できる空間があると、ニコニコ顔で紹介してくれます。観てみてって紹介されるのは、いいですねよ。
オーナーが自ら参加してもらえると家にも愛情が沸きます。
設計士がデザインを欲張りしすぎると、デザイナーの作品になってしまい オーナーの家ではなくなってしまうから。
私のスタンスは、オーナーメインで、スパイス程度?の方が満足できる家のお手伝いをしています。